2023年3月18日のダイヤ改正で、高山本線の特急ひだはHC85系に統一されます（一部の臨時列車を除く）。これに伴い、1989年から30年以上走り続けてきたキハ85系はその座を退くこととなりました。
今回はその名の通り「ワイドビュー」で美濃路、飛騨路を彩ったキハ85系の記録を振り返っていこうと思います。
2021.8/8
約1年半前のお盆増結が残っている一番古い記事なようです。
それ以前からなんだかんだ定期的に撮影する車両ではありましたがこれ以上掘り返してもろくな記録がないので止めておきます（
最高気温が39℃越えだったようで写真を見てるだけでも暑そうです。よくこんな炎天下で待機してたな…
当時のひだ14号は高山から大阪ひだの編成が連結されていました。増結のない日は3+3の6両も見られました。
2021.11/13
10月末にキロ85の最前列でその眺めと走りっぷりを堪能。そこから火がつき本格的に追いかけ始めることになります。
撮るのももちろん、乗るのも本当に楽しいです。カミンズエンジンがたまらん、、
高山本線の魅力の一つが言わずもがな紅葉ですね。
今見返すと構図の詰めが甘かったりシフトの関係で見頃を若干過ぎていたり…思い出深いです。結局この翌年も行くことになりました笑
2021.11/20
久しぶりに大阪ひだを西日本管内で撮影。週末でしたが増結なしの3両での運転でした。
2021.12/15
タイトルの通りド平日で増結ももちろんありませんがこの日も高山本線へ行っていたようです。
キロ85-3とキロハ84-304が全検出場間もない頃で、ひだ6号～11号の富山側2両がピカピカでした。
もう少しカット稼ぎたかったなぁと後悔していたりいなかったり。
2021.12/27
実は記事にしていなかったのですが、年末の大寒波の日にもお出かけしていました。滋賀の積雪が酷かった時です。
未明に上りサンライズが抑止されているという情報を聞き、これは名古屋辺りで雪カット撮れるのでは？？とスクランブルしたものの、想像以上の積雪でそもそも彦根から全く動かず。
木曽川で待っている間にやってきたひだ4号の記録が残っていたのでそれを載せておきます。あまりにも寒かったので撮影自体は午前で引き上げた記憶が
2022.1/7~8
岐阜へ前乗りし、白川口～下油井と焼石～飛騨金山を徒歩で移動しながら撮影するという、よくよく考えなくても無理のある行程。1日で20km以上歩くのは後にも先にもこの時だけになるでしょう。
というかこれのせいで以降の距離感覚が麻痺することになり、徒歩30分？全然歩けるな？と思うようになってしまいました。笑
200番台先頭のひだ2号
富山、大阪増結が絡まない4両単独で走る運用は比較的早くにHC化されましたね。
あとこの記事書いたの1年以上前なのですが最近も結構読んでくださる方が多いようで。まぁ引退近いこともあり撮影地探ししていたらヒットした…とかなんでしょうか。
…さすがに車ですよね？？（
2022.2/13
22年3月までモノクラスだったひだ1号にキロが増結されるということで車で岐阜県北部へ。
その後思いの外雪が残っていたのでそのまま延長戦で雪カットをいただきました。
2022.2/19
前週に引き続きひだ1号のキロ増結撮影へ。増結された3両全てが先頭車という、柔軟な編成が組める気動車ならではの光景ですね。
2022.2/26
この月3週連続で高山本線へ行くという快挙（？）を達成しつつ、懲りずにひだの撮影へ向かいました。
2+4のモノクラス6連ひだも今となっては懐かしいです。
1号はグリーン車設定後も頻繁に増結していましたが、6月いっぱいまでの短命に終わりました。
2022.8/21
3月の全列車グリーン連結（大阪ひだを除く）、7月のHC85系デビューを間に挟んでの撮影。GWやお盆は南紀を狙うことが多かったので少しご無沙汰ですね。
改正後、9号の折り返しがそのまま16+36号になりましたが、増結されても大阪ひだの1両だけのパターンが基本で、このスジが10連で走ったことはほとんどありませんでした。
2022.11/6,12
11月は2週連続で紅葉狩りへ赴きました。
もともと1日で済ませるはずだったのですが、来年は撮れないだろう…という考えと天気の良さも相まって気付けば延長戦に。
この時はまだ引退の時期は明言されていなかったのですが、前々から噂にはなっていましたし、特段驚きはしませんでしたがとうとう来てしまったか…という思いでした。
2023.1/29
そして今年の始め、西日本管内で狙った大阪ひだが定期運用ラスト撮影になりました。
記事でも触れている通りタイミングがかなり際どく、もろ被りの日もあったようで…
他社乗り入れが縮小傾向にある中で置き換え以降も大阪ひだが残るのは嬉しい限り。また機会があれば乗りに行こうと思います。
…
1両単位で組み替えができるという、気動車ならではの強みを存分に活かして今日まで走り続けてきたキハ85系。その魅力にすっかりハマりここ1~2年数えきれないほど追いかけました。
シートマップを見て組成に一喜一憂したことも、半ば思いつきで高山へ行ったことも、全てが思い出です。そんな日々も明日で終わりを迎えます。
車両自体はまだ南紀と臨時のひだで少しの間残りますが、ひとまずこのダイヤ改正で一区切りということで最後に特集することになりました。
「さようなら、ワイドビューひだ」
