ときどき、線路際。

不定期更新。気ままに撮ったものを上げたり上げなかったりしています。

[旅日記4]そらの郷紀行で行く

 

およそ半年ぶりの旅日記シリーズです。決して忘れていた訳ではないです。恐らく

 

 

9月上旬に予定していた九州行きが諸事情によりキャンセルとなり、代わりの行き先を探していたところ、たまたま空席を確保できたのでひとまず香川県へ向かうこととなりました。

 

 

往復電車移動と金額面ではあまり大差なかったので今回も車で移動します。朝は時間つぶしに端岡~鬼無へ

早朝に運転されている223系5000番台単独2両のマリンライナーを狙いました。

 

曇りのち雨予報でしたがPAで目覚めると青空が見える…?ということで急遽変更。奇跡的にこの3101Mは晴れました。嬉しい誤算です。

 

 

待機中もとにかく眠たかったのでこの後は仮眠しつつぼちぼち出発地である多度津駅へ移動します。

 

 

今回乗車するのは土讃線を走るJR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」

前々から乗ってみたいと思っていたものがたり系の列車にいよいよ初乗車です。

 

 

早速車内へ。大歩危寄りの1号車「春萌(はるあかり)の章」は緑を基調とした落ち着きのある内装になっています。

 

元の種車を知っているだけにその変わりようには本当に驚かされますね。

 

 

そして10時19分、列車は定刻通り多度津駅を発車。盛大に見送られながら南下していきます。琴平駅では専用ラウンジでのおもてなしも受け、お待ちかねの食事です。

 

 

せっかく乗るならということで事前に予約しておりました。

金刀比羅宮が運営する神椿(かみつばき)の調理長監修「さぬきこだわり食材の洋風料理」(※JR四国HPより引用)

 

と、あるように料理にもかなり力を入れているようで、地元食材をふんだんに使用したメニューです。それぞれの食材を活かした味付けで美味しかったです。

 

ちなみにソフトドリンクは徳島のすだちサイダーです。スッキリしていて飲みやすかったです。

 

 

讃岐財田での運転停車を挟み、スイッチバックを経て秘境駅坪尻に停車

 

 

トンネルの手前では坪尻駅を作る際に付け替えられた川の様子を見ることができ、ゆっくり走る観光列車だからこその醍醐味も感じました。

 

しかしそれでも本当に一瞬でした。1両あたり900馬力の振り子でガンガン飛ばしてたらそりゃ気付かない訳だ…(

 

 

少し雨のぱらつく中でしたが徒歩でしか来たことがなかったので貴重な経験になりました。

 

 

坪尻駅発車後は温製料理としてハヤシライスをいただきました。

こちらも地元の食材として香川県産のきぬむすめというお米やオリーブ豚などが使われています。

 

冷製料理だけでも盛りだくさんな内容なのでむしろちょうどいい量でした。

 

 

阿波池田を過ぎ、四国三郎吉野川に沿ってのんびりと走ります。

食後のデザートに和三盆とコーヒーを楽しみながら、大歩危小歩危景勝地を満喫する、まさしく優雅なひと時でした。

 

 

12時47分、そらの郷紀行の終着、大歩危駅に到着

 

 

到着後は余っていた青春18きっぷですぐさま折り返します。単行気動車に揺られて多度津へ戻り、車で大阪まで帰宅しました。

 

山陽道トンネル火災の通行止めが痛かったですが無事に間に合いました。

 

 

以下軽く総括なのですが、JR四国が推している観光列車なだけあってとても満足度の高い仕上がりになっていると思います。沿線でのお見送りなどもあり、地元の方々との一体感を感じられるのも魅力の一つですね。最高でした◎

 

伊予灘もぜひ乗ってみたくなりましたがそれはまたの機会に…

 

 

山陰・中国地方周遊

 

お盆休みの撮影、2回目となる今回はレンタカーだけ押さえておいて場所は未確定の状態が続いていました。

 

当初は南紀方面で増結特急とまぐろ尽くし!の予定でしたが台風7号による雨雲でお天気がよろしくない。

ということで四国と迷ったのですが本州の西の方を攻めることにします。

 

 

13日朝は山陰本線出雲市~直江から

やくも8号は381系の国鉄色編成、検査明け間もない綺麗な姿で通過

 

振り子エラーが若干気にはなりますが清々しい青空!順光!で最高でした。

 

 

さてここからさらに西へ向かいます。

 

 

津和野駅の駅弁で昼食を取りつつ、午後からは津和野城址を観光がてら登りました。

16時前にDLやまぐち号がゆっくりと登場。時間の都合で本丸までは上がらずサイド気味に捉えることにしました。

 

 

通過後は足早に撤収し、リフトで下ります。もちろん今回は追っかけるのですが山口市内の手前で謎の大渋滞にはまってしまい、後ろからじわじわと列車が迫ってきています。

 

正直2発だから余裕だと思っていたばかりに、間に合わないのでは…?と最悪の事態が頭をよぎりましたが、

 

 

通過3分前ギリギリの到着でなんとか2発目。大歳~仁保津は晴れてくれました。

天気が味方してくれたのに車の横を走り抜けていった、という結末は悲しすぎますからね。本当に良かったです。

 

 

この後は湯田温泉に寄り、ついでに夕食もいただきました。日中曇りがちだったとはいえ登山で汗だくになったので気持ち良かったです。出来ればこの前の北陸行った時も入って帰りたかったんですけどね…笑

 

 

広島県内のPA車中泊。翌14日は大阪へ帰りつつ少しだけ撮影することに。

上石見~新郷ではスーパーやくも色の4号を狙いました。

 

雑草が生い茂っていましたが高さを稼いでかわしました。

やっぱりこの紫はいい色してますね。

 

 

お次は智頭急行線内でスーパーはくと

 

3号倉吉行きは苔縄駅にて。線形を活かした豪快な走りっぷりには圧巻させられますね。130キロ近く出てたような。

 

こちらも繁忙期ということで1両増結の6両編成でした。

 

 

一つ隣の河野原円心で上りスーパーはくと6号を撮影し、切り上げました。

智頭急の撮影はいろいろと構想を練っている最中なのでまた改めて来ようと思います。

 

 

今年のお盆は贅沢にも休みが丸々1週間あったのですが、結果的に前半出ておいて正解でした。15日は台風直撃で計画運休、16日は16日で新幹線が大変なことになっていたようですし。

 

ちなみに山口の翌朝に橋を渡ってしまんと代走だけでも行こうかなと考えていたのですが高速代高すぎてさすがに諦めました。ガソリンも笑えないぐらい高い…

 

 

真夏の北陸特急街道へ

 

暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

 

もう外出するのも億劫になりそうですが、せっかくのお盆休みということで8/10~11にかけて北陸方面へお出かけしてきました。

 

今回は原則18きっぷ使用で、必要に応じて乗車券等を買い足して特急に乗るという形をとりました。

 

 

10日は遅めの起床。寝起きと同時に湖西線強風による運転見合わせの情報が入り早速の予定変更。出発時間を少し早めて米原経由で向かうことになりました。

 

米原から福井まではしらさぎ9号に課金、行きがけに購入して準備万端!で新快速に乗り込むや否や、このしらさぎ9号が運休になりました。

 

 

…はい?????

 

 

この日、北陸線では北陸トンネル内から防護無線が発報され続けるトラブルがありました。原因究明に相当な時間がかかり、この影響をまともに受けてしまいました。。

 

 

新快速で米原に降り立つと、止まっていたのは2本前のしらさぎ7号。

急遽、激混みの自由席で行けるところまで北上することに。

 

 

米原での長時間停車に加え、木ノ本でも30分ほど抑止となり、結局2時間半近い遅れでなんとか福井に到着

普通に乗り継ぎ隣の森田で下車します。

 

福井~森田の九頭竜川橋梁へ。程なくして増結9両編成のしらさぎ57号が通過。約20分遅れでの通過となりました。

 

ここで増結681撮りたかったんですよ…!めちゃめちゃかっこいいです。

 

 

521系4連の普通も合間にやってきます。

 

この次の日もお世話になりましたが18シーズンとお盆が重なったことでかなり混んでました。特に2両で来た時にはもう…

 

 

こちらも大幅遅れのサンダーバード19号、福井駅の所定発車時刻は1338だそうです。

軽く4時間は超えてますね…大阪駅でずっと止まっていた編成でした。

 

この後もう1本サンダーを撮って撤収。福井1800発のしらさぎ11号は運休になったので57号だけでも間に合って本当に良かったです。

 

 

福井駅前でラーメンを食べ、しらさぎ16号(約25分遅れ)で米原まで戻ります。

翌日も行くのにわざわざ滋賀まで…と思われるかもしれませんが、翌朝の撮影箇所の都合でこうなりました。

 

とにかく遅延に振り回された1日でしたね。

米原発車直前で運よく着席できたもののそれまで繁忙期の自由席通路立ちっぱですからねぇ…指定席のありがたみを再認識しました。。

 

 

結局元の指定席も振替後の自由席も両方払い戻しとなりました。

 

 

それにしても当初「北陸トンネルで存在しないはずの列車から防護無線が…」なんて話も流れてきててちょっと怖かったですね。

「まぁお盆やしなぁ…」で一旦納得した自分も怖いですが笑

 

 

さて11日は始発の近江塩津行きで余呉へ向かいます。朝のうちはかなり涼しくて歩きやすかったです。朝だけは。

 

ここでは上りのしらさぎ52号を狙いました。増結9両編成、非貫通先頭で最高の朝を迎えることができました◎

 

 

余呉からは敦賀、福井と乗り継ぎ粟津まで移動。少し手前の踏切で妥協しましたがそこそこいい感じです。

 

歩きだして開口一番「暑い」。もうそれ以外の言葉が出てきません。。

前日は北陸地方各所で猛暑を記録。小松40℃、八尾39.0℃、羽咋38.7℃などなど、驚異的な暑さでした。

 

 

そっちの「暑さ」に負けじと、この北陸特急街道も今「アツい」時期の真っ只中

 

来年3月には北陸新幹線敦賀延伸が控えており、ここ(=敦賀~金沢)を走るサンダーバードしらさぎは最後の夏を迎えています。

 

敦賀以南は列車自体は残りそうですが運用面ではかなりテコ入れされるでしょうから、少なくとも現行の形態で見られるのはダイヤ改正までということになりそうです。

 

 

その運用面で最も動きがあるであろう681系

特急の距離短縮で車両数にも余裕ができることから、車齢的にも…でしょう。

 

683系の動向も気になるところです。

 

 

あまりにも暑いので列車移動でクールダウンしつつ春江まで南下。徒歩で福井名物のソースカツ丼を昼食にいただきました。

 

 

午後から後半戦です。加賀笠間~美川のポイントへ向かう途中で適当に1枚。

移動が暑すぎて高架橋の影で涼んでました。。

 

踏切が鳴ったからとりあえずカメラ向けたって感じですが新幹線開業前らしい写真にはなったかな?

 

 

4036Mサンダーバード36号はR+Bの12両編成
そういえばいつの間にか4000番台が京都転属となり、編成記号がT→Bになったようです。ものすごく違和感。

 

ポールがやや目立ちますが、圧縮で撮る長編成はかっこいいですね。

 

 

しらさぎ14号の681系、満身創痍ですね…まるでこの先の未来を暗示しているかのようで見ているこっちまで物悲しくなりました。。

 

それでも唸るGTO-VVVFは別格ですね。帰りのサンダーでも681のモハをしっかり選んでおります笑

 

 

4038Mは増結なしのヨンダー単独編成

日も傾き始め、暑さもようやくマシになってきたところです。

 

しかしそれとほぼ同時に雲も湧き始めました。ちょっと怪しいか…?

 

 

この日のラスト4040M、681-0+683-4000の12両編成

 

R更新が続き681来た!と思えばここにきて盛大に曇られるという特大オチ付き。膝から崩れ落ちそうな勢いでした…笑

 

というか前もこのスジ曇ったような曇ってないような。

 

 

これにて1日半の撮影行程が無事に終了。熱中症にならなかったのが本当に救いでした。

塩分チャージのタブレット何個食べたか…また日焼けしたのは言うまでもないですが(

 

 

帰りも敦賀までは18修行するつもりでしたが結局1本早い便に福井から乗ってしまいました。不測の事態とはいえ昨日の払い戻し分があるので誤差ですね?

 

 

快晴の徳島にて。

 

かなり久しぶりに青春18きっぷを買いました。

 

 

というのも、東京に用事があって向かったのはいいんですが、カメラを置いていった結果あまりにも暇すぎて帰りどうしようかなと考えていたらこの選択肢に辿り着きました。

 

げんこつハンバーグの期間限定みかんソースだけはどうしても外せなかったので。。

 

上りも含めると2回目、下りでは初めての東京~大阪在来修行でした。

18券自体買うのも5,6年ぶりとかそんなレベルです。残り4日分どこ行こうかな?

 

 

さてさて本題へ参りましょう。

三連休の中日は満を持して?ずっと計画だけあって日程が決まっていなかった四国へ渡ることに。

 

去年は概ね2~3ヶ月に1回のペースで来ていたようですが、最後に橋を渡ったのは年末で2023年に入ってからは今回が初です。

 

 

暦通りの三連休で前日はゆっくり休めたのでコンディションも万全。垂水まで下道で高速代を浮かせつつ淡路島南で仮眠しました。

 

翌朝は日の出とともに鳴門海峡を走り、徳島線の牛島~下浦から撮影開始します。

朝から雲一つない快晴。その分気温も高まりそうですがいいお天気です。

 

 

牟岐線直通の阿南行き434D、1200形の3両編成でした。

 

 

もう1本普通列車を挟み、キハ185系の剣山2号が通過。先頭から剣山色+四国色+アイランド控車+アイランド控車の4両編成

 

ここには何度か来ているのですがやっとこさ晴れカットいただけました。いつも雨やら曇りやらでなかなか…

 

 

次の上り剣山4号は穴吹~川田で撮影。土讃線内倒木の影響でやや遅れての通過となりました。

 

こちらは前から四国色+剣山色のペアでした。

 

 

お昼は香川県内で食べるのでぼちぼち向かいます。その前に寄り道

 

 

沿線は草ボーボーで使えたもんじゃなかったので無難に駅撮りで。

讃岐相生でキハ185系充当のうずしお9号を

 

先日まで京都鉄博で展示されていたゆうゆうアンパンマンカーも運用に復帰していました。

 

 

さてこの後はお待ちかねの昼食です。

八栗寺麓のあのうどん屋さんでざるぶっかけを堪能しました。3連休ということで1時間ほど待ちましたが大満足でした。

 

 

お腹もいっぱいになり、時間もあったので下道で再び徳島方面へ

高徳線吉成~勝瑞のストレートで構えます。

 

2700系が走り出してからは初訪問ですね。

 

 

覚悟していたもののやはり真夏の田んぼは暑い。日陰に避難しながら列車を待ちます。

 

 

鳴門行き972Dはキハ47での運用

 

この日はクラブツーリズム団臨多度津~松山間でキハ47の4連も走っていましたがあえて定期列車の方を狙いました。まぁ単純に撮る場所思いつかなかっただけですが(

 

 

そのツアーは順調に走破…とはいかず、レール温度上昇により予讃線多度津~観音寺間の終日見合わせが確定し、なんと復路は伊予西条で打ち切りとのこと。

 

その影響もあってか当地は追っかけ組も合流しそこそこの人出で迎え撃ちました。

 

 

皆様のお目当ては恐らく3両で走る368Dだろうということで場所を変えつつ下りも狙います。

 

鳴門からの975Dはキハ47+キハ40の2両。タラコはツアーで使用されているため確定で四国色です。白と水色のカラーリング最高ですね◎

 

 

ラストは佐古~吉成に架かる吉野川橋梁の河川敷から

長いトラス橋、澄み渡る青空が画になりますね。

 

うずしお23号の2600系を後追いで撮影。4連も撮りたいです。

 

 

そして日没直前に〆の368D引田行きが通過

夕方だけ曇るというのがありがちなのですがここまで晴れるのは珍しいような気もします。

 

 

というわけで今回は徳島の気動車を中心に動いた1日となりました。

185も機会を伺っていましたし、何よりずっと後回しにしてきた40/47の記録が本命でした。

 

いつもなんだかんだで2000ばっかり撮る人なので…お盆は行く予定ないのですが何やら面白い増結があるとかないとか。で、ちょっと揺らいでます笑

 

 

ちなみに撮影後、夕食はまたまた香川県内まで戻って骨付鳥をいただきました。こちらも連休効果?でラストオーダーぎりぎり滑り込みでした。最高…!!

 

 

雨に翻弄されて…兵庫DC銀河

 

7/1はスーパーやくも+国鉄色の混色やくもを狙うべく西へと向かいました。

日付が変わる頃まで飲みに行っていたので道中は爆睡。翌朝は生山付近で3082レからスタートします。

 

 

さてセッティングも済ませて定刻で通過…のはずが接近灯が一向に点滅せず。

 

嫌な予感がして運行情報を見ると驚愕、やくも運休の文字が。

 

 

はい。完全にアウトです。全てが白紙になりました。

 

 

前日の大雨がかなり響いたようで、この日は備中高梁~新見間で始発から運転見合わせ。特急やくもも、26号まで運休が確定してしまいました。

 

 

もっと早く気付くべきだった…

 

情報が更新されたのが夜中12時前後だったので出発前にチェックしておけば無駄な長距離走行は避けられたか…。とはいえどのみちレンタカーは借りた後だったので打つ手があったかと言えば微妙なところですがね。結果的にどこもかしこも運休続出でしたし。

 

 

…さてどうしましょう。

 

 

そういえば銀河の特別運行日だったなぁということで苦渋の決断で転戦することに。

兵庫DCの一環で姫路から城崎温泉まで運転されました。

 

時折り強く降る雨の中、福知山~上川口にて撮影。

 

 

さすがにこれ1本ではマイナスは拭い切れず。

私の混色やくも撮影は幻となったのでした…

 

 

ありがとう、ワイドビュー南紀 ≪惜別キハ85系≫

 

2023年6月30日。

下り特急南紀7号の新宮到着をもって、キハ85系の全ての定期運用が終了となりました。

 

1992年の3月から「ワイドビュー南紀」として運転が始まってから30年以上。速達性とイメージアップに貢献してきた同系も時代の波には逆らえず、惜しまれつつも有終の美を飾る運びとなったのでした。

 

 

海あり山あり…風光明媚な伊勢・紀伊を駆け抜けてきたワイドビュー南紀。今回はその柔軟な組み換えを活かした編成を記録と共に振り返っていこうと思います。

 

 

2021.2/10

三瀬谷~滝原の宮川橋梁を渡る南紀5号


電車利用で多気以南を攻めたのはこの時が初めてで、佐奈駅まで暇つぶしがてら歩いていたようです。

 

 

南紀の撮影に本腰を入れ始めたのはグリーン車廃止による編成見直し以降のこと。

運用変更直後は平日でも3両が多い印象でした。

 

 

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2021.11/26

近鉄のフリーパスの恩恵を受けつつも、伊勢鉄道線内で撮ったりといろいろ動き回っていました。卒論の現地調査やらで使った時の余りなんですよね…実は。

 

キハ84-200が増結された3両編成

 

HC85系導入後は中間車の廃車が比較的早く進んだこともあり、後半は同じ3両でもダブルヘッダーの頻度が高くなりました。

 

 

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2021.12/12

南紀関連で注目だったのが同路線を走る臨時急行「さわやかウォーキング」。この日はそれ目的で撮影に赴きました。

 

写真は松阪駅でそのさわやかウォーキング号と離合した定期の南紀2号です。所定の最短編成となった2両を初めて目の当たりにし、違和感が凄まじかったです。

 

 

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2022.1/3

2021年度の年末年始繁忙期。ご多分に漏れず南紀も増結がかかり、全列車がダブルヘッダーの4両編成で運転されました。

 

ちょっとしたハプニングもありましたがお天気にも恵まれ、充実した年明けでした。

 

 

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2022.4/30

お次はGWの増結です。徐々に需要も回復してきたのか、さらに長い5両での運転となりました。

 

午後から下り坂となり若干悔いの残る結果とはなりましたが、後にリベンジできたのも今となってはいい思い出です。

 

 

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2022.5/28

何気ない週末の3両南紀を伊勢柏崎の鉄橋で

 

長編成のひだももちろん魅力的ですが、それとは対照的な南紀にも南紀にしかない良さがあるなと改めて感じました。

 

紀伊勝浦 〈キハ85-0+[キハ85-1100+キハ85-0〉 名古屋→

 

3両中3両が先頭車、両端非貫通。冷静に考えなくてもおかしいです(褒め言葉)。

 

 

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2022.8/11

お盆のキハ85増結はこの時が事実上最後となりました。

 

本命は言わずもがなモノクラス化以降最長となった6連(しかもトリプルヘッダー)ですが、臨時81~82号で走った編成が

紀伊勝浦 〈キハ85-0+[キハ85-1100+キハ84-300+キハ85-200] 名古屋→

というトンデモな構成でした。

 

目撃情報を見て度肝を抜かしたのを今でも覚えています。今見ても本当にヤバいです。

 

逆光なのが惜しいところですが、上下撮れるポイントだったのが救いでしたね。

 

 

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2022.10/9

こちらも南紀関連ということで「鈴鹿グランプリ号」、いわゆるF1臨です。

鈴鹿サーキット稲生~亀山間の回送を雨の中撮りに行きました。

 

今年はこのF1臨と夏の熊野花火の臨時はどうなるのでしょうか。定期運用終了後もしばらく残すと言われていたような気もしますが、こちらもHCに置き換えが濃厚…?

 

 

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2023.1/3

2年連続となった年末年始の増結南紀撮影、今回は所定の2連にそのまま3両繋げた感満載の5両編成です。

 

今年のGWはこの4号車にもう1両先頭車が加わった編成で未撮影のパターンだったのですが行けずじまいでした。

 

 

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2023.6/25

そして最後の撮影となったのが先日の記事でも上げた「ありがとうキハ85系南紀号」です。フィナーレに相応しい堂々たる編成は圧巻でした。

 

 

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さて、記事の構成どうするかとか、ひだの時は書いたのに南紀は書かないってどうなんだろうとかあれこれ考えているとあっという間に時間が経ってしまいました。

 

 

今日は7月9日。キハ85系のさよなら運転の日です。

 

 

ここまで追いかけた車両は今までなかったと思いますし、その分感慨深いです。青春の1ページと言っても過言ではありません。

 

柔軟な組成、力強いカミンズエンジン、素晴らしい眺望…どれを取っても最高でした。

 

 

キハ85系、最後まで本当にお疲れ様でした…!!

 

 

キハ85南紀、最後の週末。

 

月1更新すら危ぶまれる状況で気付けば2023年も折り返し…?寝言は寝て言ってくれ??

とまぁ撮影頻度ガタ落ちもいいところですが6/25は久しぶりに機材を積み込み夜更けから移動開始します。

 

 

まずは紀伊長島梅ヶ谷の俯瞰構図で定期列車の南紀2号を撮影

 

古くから難所として知られる荷坂峠。先代のキハ82系時代は4~50キロで走るのがやっとだったようですが、キハ85系はそんなことももろともせず軽やかにΩカーブを上って行きました。

 

 

無難に編成撮りするか迷いましたが前々から来てみたかったのでせっかくならと足を運んでみました。

 

 

ドライブインでいつもの牛肉弁当を買い出しに行き、紀伊長島駅で離合する1号と4号を見送ります。

 

当初は伊勢柏崎の辺りでスタンバっていたのですがあまりにも暑くて離脱しました。。

 

もう昔ほど無茶はできんなぁと実感させられた瞬間でした。まぁ体調崩す前にその判断ができただけでも助かりましたがね笑

 

 

キハ85系としての南紀、最後の週末は5両トリプルヘッダーもさることながら、1番の目玉は「ありがとうキハ85系南紀号」

 

両端がキロ85、他も南紀向けに製造された形式のみで構成された豪華仕様の6両編成。屋根も統一感あって非常に良いです。

 

三野瀬~船津にて。

 

 

休憩を挟み、新宮からの復路は波田須~新鹿の海バックで

新鹿湾を眼下に望むこの場所も、行く機会を伺っていたポイントです。

 

 

短編成しか収まらないのですが、辛うじて3両目キハ85-1209の顔が入ったので概ね目論見通りとなりました。変態連結が判ればそれでよし。

 

細かい部分は違えど個人的にこの2+4の6両が増結南紀の編成としては一番しっくりきますね。

 

 

 

山道を下り、臨時の南紀84号を後追いで狙います。

5号まで待つと帰りが遅くなりそうだったのでこれにて引き上げることにします。

 

 

勢和多気まで紀勢道、そこから国道166号経由で温泉に寄りつつ帰宅。休憩しながら走っていたのですが↑の84号に2回ほど追いつき最後のお見送りとなりました。

 

 

6月30日をもってとうとう南紀での運用にも終止符が打たれ、来月のさよなら運転を残すのみとなってしまいました。

寂しい限りですが…最後までどうかご安全に。